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2018/01/18

  • 木曜日, 1月 18, 2018
  • 投稿者:sue
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昨年のチームジャージ作成以降、萩二輪に次ぎつぎと新しい仲間が増えています。
新入部員のみなさんも、チームジャージの購入を希望する方が多数いらっしゃると思いますが、チームジャージは発注から納品まで約1か月の期間を要します。
また、10着以上(上下セット=2着×5名=10着)の発注からしか受け付けてもらえませんので、暖い季節の到来に間に合うよう、ここで発注の意向を確認します。
もちろん、新入部員に限らず、2着目の購入等でもOKですよ。
購入希望者は、2月16日(金曜日)までに事務局まで意向(「上下購入したい」「上だけ購入したい」など)をご連絡ください。当面、意向のみで結構です。10着以上となりそうであれば、サイズ等をおって確認させてもらいます。

デザイン

デザインは、過去の投稿「チームジャージ作成します!」を参照してください。

購入可能なモデル

Campion Systemのサイクルウェアであれば、ほぼどれでも上記デザインで購入可能です。
特殊な発注をお考えの方は、事務局までご相談下さい。

発注スケジュール(予定)

  • 2月下旬発注・集金・支払
  • 3月下旬納品

支払について

金額は
  • Campion Systemのページに表示される金額
  • 消費税
  • 振込手数料を人数割した金額(100円程度/人)
の合計額となります。
発注後、振り込みが完了すると発注が確定しますので、前払いでお願いします。
上下セットで一番安いパターンだと、約16,500円です。

その他

  • サイズを確認したい方は、事務局にご相談下さい。既に購入している部員のものを試着できるよう手配します。
  • ジャージ(上)のクラブカットはゆったりめ、レースカットはピッチリめです。
  • ショーツ(下)は、パッドや長めの裾等、オプションが色々ありますので、分からない場合は事務局までご相談下さい。
  • その他ご不明な点は事務局まで。

2018/01/14

  • 日曜日, 1月 14, 2018
  • 投稿者:sue
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会場変更

前日、藤谷君に一応確認しといた方がいいんじゃないかと言われ、夕方、一応一の坂ダムへ行ってみた。根拠も無く大丈夫だと思っていたが、想像以上に雪が残っており全然ダメだった。
よって、会場をきらら浜に変更した。
しかし、何を隠そう、きらら浜においても安全にエンデューロができるコースが設定できるかどうかは分からずに、根拠なしの会場変更だった。

きらら浜の奇跡

きらら浜を会場にしたは良いが、どこをどう走ろうかという案がないままだったので、下見をしようと早めに会場入りした。
すると、何やら駅伝大会が開催されている。「やべぇ。何て日だっ!」と思いながらきらら浜の敷地内を進んでいくと、日頃は閉鎖されている広大な駐車場へ誘導された。
その駐車場の半分以上は、使用されておらず自動車も侵入してこない状態になっている。おっしゃぁ〜っ!エンデューロ天国じゃぁ!

伊藤ちゃんのEmonda

この日の参加者は、伊藤ちゃん、熊谷さん、芹川君、三戸ちゃん、俺、そして前日の大平山をすっぽかした船山ちゃんの6名。
熊谷さんのバイクはフレーム買いで、自転車マニアの芹川君が組んだ。そしてこの日も、現地でブレーキをTiagraからUltegraへとグレードアップしている。
伊藤ちゃんも、PINARELLOのバイクを持っているが昨年末にTREKのEmondaをフレーム買いし、軽量マシンを組み上げた。今日はそのEmondaの初お披露目で、乗るのも二度目らしい。
因みに、俺のGIANT PROPEL ADVANCED PRO DISCも、昨日の大平山がデビューで、この日が二度目のライドだ。

きらら浜エンデューロ

設定したコースは約1.3km/周で、時間は1時間。12:23にスタートした。
自動車の通らない、広いアスファルトを全力で走るのは爽快である。若干風はあるものの、大平山を目指した昨日と比べると、全く問題ない。
皆それぞれの速度で、1時間を頑張って走った。周回コースのメリットは、参加者どうしのペースが合わなくとも、皆で走れることだ。

エンデューロ後の悲劇

1時間とは言え、日頃のトレーニングが不足している我々には、相応の負荷がかかる。脚はパンパンだ。
エンデューロを終え車を停めている所まで戻った途端、突然、伊藤ちゃんが新品のEmondaで立ちごけしてしまった。脚にきていたのだろう。伊藤ちゃんよりEmondaの方が心配になったが、幸い無傷だった。しかし、立ちごけしたシーンの写真が撮れなかったことは心残りである。


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2018/01/13

  • 土曜日, 1月 13, 2018
  • 投稿者:sue
  • 0 Comments

予定変更 ?

本格的な寒波が到来。事前の週間天気予報では、土曜日には寒波が抜け始めるようで、最高気温も7度くらいまでは上がりそうだった。しかし、日を追うごとに週間天気予報の最高気温は下がり続け、前日には予想最高気温は5度となり、しかも朝は氷点下の予報である。
この状況から、大平山の山頂付近は積雪、凍結で無理だろうから、平坦ルートに予定を変更しようと考えていた。が、きっと提案すると、ヒルクライム好きの三戸ちゃんが「まぁ、とりあえず行ってみましょうよ。」と言うだろうと、部長と冗談交じりで話をしていた。
そして当日、萩から山口市の集合場所へ車で移動するが、山間部の道路はまさか自転車に乗りに行くような景色ではなく、ゲレンデへ向かう景色である。
集合場所では、藤谷君と芹川君に平坦ルートへの変更を伝えるとあっさりと同意してくれた。そして最後に現れた三戸ちゃんに平坦ルートへの変更を伝えると、「まぁ、とりあえず行ってみましょうよ。」と一切期待を裏切らない言葉を口にした。「そうかね・・・。」と予定どおり大平山へ向かうこととなった。

大平山まで移動

この日のライドは、藤谷君、三戸ちゃん、芹川君、それと俺の4人。急な企画だったため既に予定があったり、冬用装備を持ってなかったり、風邪をひいていたり、単純に気分がのらなかったり、様々な理由で参加者は少なかった。
確かに、この極寒の中、自転車に乗りたいと思う方がおかしいのかもしれない。

山口市からとりあえず大平山の麓まで移動して、ヒルクライムを前に一旦休憩する。あまり気分がのらないヒルクライムを前に重い腰が上がらないが、休憩していても寒いので、大平山の山頂を目指して出発した。

大平山ヒルクライム

ヒルクライムが得意な三戸ちゃんが先行し、それを芹川君が追いかける。藤谷君と俺は、自分なりに頑張ってはいるのだが、ゆっくりと登っていく。
安全のため、路面の雪や凍結がある場合には、そこで登頂を諦める約束になっているので、早い段階でそうなっていることを強く願っていたが、登っても登っても、思いの外路面に雪はない。

7合目を越えた頃、芹川君が自転車に跨ったまま動けずにいた。ふくらはぎが攣ったようだ。芹川君は「大丈夫です。先に行ってください。」と言うが、藤谷君と俺にとってはこの上ない休憩の口実である。芹川君を置いて先に行けるはずがない。
芹川君は、もともと足が攣りやすい傾向にあるようだが、この日の気温の低さも大きな要因だろう。

大平山ヒルクライム断念

芹川君を介抱していると、間もなく三戸ちゃんが下ってきた。そこから間もなくすると、路面に雪が現れ、凍結もしていたらしい。素直に登頂を断念した。
しかし、このまま帰っても不完全燃焼感があるので、防府市街から小郡、周防大橋を経由して帰ろうかと、計画を変更した。

暖かいラーメン

防府市内に入ると、目に入った筑豊ラーメンの店に飛び込んだ。すっかり冷えきった身体には、暖房の効いた屋内、熱々のラーメンが幸せである。
福岡出身の芹川君は高菜ラーメンを注文した。福岡県民にとって、ラーメンに高菜は欠かせないらしいが、俺はいまだにラーメンと高菜の組み合わせには疑問を感じている。
替え玉までして満足し体も温まったので、再出発しようと店を出た。すると皆、口を揃えて「こんなに寒かったっけ?」と言う。何を好き好んでこんな寒い日に自転車に乗っているのだろうか?と改めて思う。

変更した計画の変更

気温は低く、時折雪が降ったり、雨が降ったり、そして常に強い向かい風が吹く。自転車に乗っていることに何の喜びも感じることができない。何も楽しくない。
小郡に着いた頃、「周防大橋の方へ行く?それともこのまま帰る?」と皆に問ってみたが、誰も周防大橋の方へ行くとは言わなかった。


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2017/12/16

  • 土曜日, 12月 16, 2017
  • 投稿者:sue
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萩二輪を設立した2017年も年の瀬を迎え、サザンセト・ロングライドの打ち上げも兼ねた忘年会を開催した。萩二輪にとって初の“飲み会”である。

一の坂ダム エンデューロ

忘年会に先立ち、山口市の一の坂ダムを周回する忘年走行会を開催した。一周約2.6km。この日の午前中、自転車が納車された新入部員の藤井君も参加のため、走行時間は1時間。
14時に現地集合すると、寒波の到来を実感させる冷たい風が吹きすさんでいて、直前までは結構な雨も降っていた。
この状況から、参加予定であった倉光くんは“急用ができた”という言い訳で現地には現れず、参加者は、藤谷君と三戸ちゃん、そして新入部員の藤井君の3名だけだった。俺も走りたかったのだが、実は脚を痛めているため、走りたい気持ちをぐっと我慢し、せめて皆のフォローに尽力せざるを得なかったのだ。
皆は、屋外に居るだけで寒いので、体を温めようと直にスタートした。
いつもどおり、三戸ちゃんが先頭を疾走し、藤谷君がそれを追う。藤井君もこの日の午前中に自転車が納車されたとは思えないスピードで走る。

時折、冷たい小雨が降る。俺は、“みんな寒そうやなぁ”と思いながら、暖かい格好で皆を見守る。冷たい小雨は小雨ではなくなり、ライダーの身体を濡らしていく。濡れた身体に容赦なく吹く冷たく強い北風が体温を一気に奪っていく。やがて雨は雪に変わる。俺は、“みんな可哀そうやなぁ”と思いながら暖かい格好で皆を見守る。
皆の走りを見ていると、思いの外、あっという間に一時間は経過した。皆が言うには、靴の中は雨によりグチョグチョ状態で、脚先は激烈に冷たいらしい。皆はゴールするなり、寒さのあまり直に着替え、車に乗り込み、家路へと急いだ。
藤井君は初ライドから最悪のコンディションであったが、脚を攣らせながらも平均時速は約23kmで走行し、とても頑張っていた。今後の成長が楽しみである。
ちなみに、この日、藤谷君は俺に「自転車すら持って来ていないんすか?」と言い、三戸ちゃん達にも「自転車すら持って来てないんよ。」と言い、忘年会の時にも「自転車すら持って来てなかった。」と皆に言い、常に俺を責め続けていた。

忘年会

17時30分、山口市内のB団という焼肉屋に奥田部長以下、藤谷君、藤井君、倉光ちゃん、三戸ちゃん、そして俺の6名が集合した。現在、部員は二十数名いると思われるが、県内(又は県外)散り散りに住んでいたり、師走の多忙な時期であったりで、残念ながら全員集合は難しい。
忘年会は、奥田部長の乾杯の音頭で幕を開け、萩二輪発足以来の思い出話やたわいもない話、仕事の話などで盛り上がった。
俺は藤谷君に責められた腹いせに、この日の一の坂エンデューロをすっぽかした倉光っちゃんを責めてみたが、引き続き「僕のEmondaが汚れたくないって言ってたんですよ。」と言い訳を重ねる。しかし、俺は知っている。Emondaは喋らないことを。
一次会を終えると、二次会会場へ移動した。日頃、飲んでも飲んでも飲み足りないため朝方まで飲み、会話の内容も一言一句覚えている俺だが、この日は皆のおかげで楽しかったのだろう。珍しく酒に酔い、何を話したかもよく覚えていない。もしかしたら、一の坂クリテで疲れていたせいかもしれないが・・・。
だが、奥田部長の乾杯の発声でもあったように、2018年も萩二輪の活動を充実させようと誓い合ったことは、間違いのない事実である。



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2017/10/21

2017/10/14

  • 土曜日, 10月 14, 2017
  • 投稿者:mt
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山陽オートレース場 Officialさんの写真






「痛ったたたたた・・・」
「もう無理や動けん・・・」
「途中で脚が攣った・・・」
部員たちはみんな満身創痍。
「わしはぜんぜん疲れとらん」
さすが我らが部長である←


ー当日朝ー
今日は山陽オートレース場で「あいサポートスポーツフェスティバル」が開催され、そこで行われるジロ・デ・山陽オートに萩二輪として参加しようということで“朝の7:30に某所に集合し会場まで走っていこう”ということになっていた。

・・・なっていたはずだが、なぜ私はまだ布団のなかにいるのか( 〇□〇)
とっぴんで着替え、自転車を積みこみ出発。
なんとか時間ぎりぎりに集合場所に着くことができた。

7:30出発の予定であったのでみんな走り始める態勢・・・かと思いきや、
椅子まで出してみんな駄弁っていた(笑)
私が不思議そうな顔をしていると、部長が「雨が降りそうだからやっぱり車で現地まで行くよ。」と、なるほど納得である。(ただ会場までのライドも楽しみにしていたので若干がっかりである。)

出発時間も一時間ほど後になった。寝坊して朝ご飯を食べてなかったので、これ幸いと近くのコンビニで朝食にありついた。そして満腹となった頃出発時間となり皆各々の車に乗り込み組み現地へ向かった。

現地で受付を済ませ、自転車を置き会場へ向かう。

いざオートレース場に入ってみたらその広さや綺麗な路面に驚きであった、ここであとから走るのかと思うと楽しみで仕方がない。ただ一点不安があるとすれば、若干人が少ないことである。開会式までもう少しなのに大丈夫なのだろうか...

開会式まで時間があったため、会場内に展示してあった自転車の説明を受けた。某F氏は実際に自転車に跨がり満足げにこけていた()

これでいいかといわんばかりの顔である。

開会式が始まり、知事と市長がタンデム自転車に乗って登場。その後も試乗やバイクの模擬走行と盛りだくさんであった。




みちしおで貝汁を堪能し、また会場へ戻る。コースの開放まではまだしばらく時間があったため、志賀先生の自転車講習を受講、普段のライドではあまり意識してない点について考えることができた。

・・・さて!いよいよコースが開放、エンデューロの始まりである!
ジロ・デ・山陽オートの開会の挨拶が終わりいよいよスタート!
開始早々私は独走態勢に入ろうと加速していく。
他の部員が遠のいていくのを感じ、あとは自分のペースで減速しないように・・・
そんなことを考えつつ、コースの向かいに他の部員たちが走っているのを確認する。

・・・何か視界の隅にはいった。
バッと振り向くとそこにはSUE氏がぴたぁっと張り付いている。
時既に遅し・・・こうなってしまってはどう頑張っても逃げることができない。

ずっと前で私が引いていては消耗するだけだからどうにか先頭を替わりたい。
替わりたい。替わろう?「NO。」・・・替われない。

このままではジリ貧である。どうにかチギりたい。
しばらく走ったあたりで加速し逃亡を試みる。

後ろから驚きの声が聞こえてきた。
行けたか!?
そう期待しつつ振り向いた先にはバッチリついてきているSUE氏。

数周してからもう一度・・・!ダメか。

そろそろバテてくれたやろ、もう一度!・・・おるやん。
計3回ほど頑張りましたがそれが限界。私の方が先に諦めました。
あとは大人しく時間いっぱい走りきることを目指します。

結果、一時間で34㎞ほどの距離を走りました。
終わった後はみんなヘトヘトでした。
ただ、なかなかこんな綺麗なコースで思い切り走れる機会はないので
とても楽しかったです(((((っ・ω・)っ

最後は閉会式と共にじゃんけん大会なるものがあり、
そこで某F君は見事勝ち残り景品をゲットしていました。
とっっても嬉しそうな某F君でした(笑) 

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2017/10/01

  • 日曜日, 10月 01, 2017
  • 投稿者:sue
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はじめに

今年6月18日に発足した萩二輪。今日まで、猛暑を中心とした約3ヶ月間練習を積み重ねてきた。その間、辛く厳しい日々の練習のみならず、幾度か楽しいロングライド企画も実施した。新しいバイクの購入やパーツのグレードアップ等の明るい話題もあったが、用水路溺死寸前事件や救急車ドナドナ事件等の危うい事故もあった。
思い返すと充実した濃密な3ヶ月だったが、これも全て伊藤事務局長からサザンセト・ロングライドへのチーム参加の提案があったため、皆でエントリーし、これを目標に設定していたおかげである。また、同じく伊藤事務局長の提案でチームジャージを作成したことも、モチベーションを高揚させた。伊藤事務局長、Good Jobs である。
そしていよいよ、サザンセト・ロングライドへの参加の日を迎えることとなった。

前夜祭

当日は朝が早いため、数名は柳井市内の某所で車内泊することにした。俺や岡山県から参加のイッコーさん等数名は、その某所で昼過ぎから前夜祭を開始した。
ハンモックに揺られながらビールを飲んでいると、一人、また一人と集結してくる。車内泊はせず、当日の朝集合する予定の沖本君、田中君、前田君、倉光っちゃんも次々と顔を出しに来てくれ、過分な差し入れも提供してくれた。嬉しい限りである。なんて良い人達だ!物をくれる人に悪い人はいない。
皆で集まり酒を飲むのは楽しいが、楽しい時間はあっという間に過ぎて行ってしまう。飲み更けたい衝動に駆られるが、翌日のロングライドがメインである。必死に衝動を抑制しながら、早めに車に潜り込み、就寝した。

いよいよ出走

早朝、萩二輪奥田部長を筆頭に部員のうち13名が会場に集結した。
いよいよ出走の時を迎える訳であるが、実はこの前日、船山ちゃんは慣れない登山を山岳部の面々と熟し、三戸ちゃんは“近くにあったから”というだけの理由でヒルクライムして脚に負荷をかけ、田中君は往復60kmの道程を自転車で差し入れを届けてくれ、芹川君は軟式野球大会で決勝まで進み脚が筋肉痛で、高原君は決してやってはいけない数日前のコンポーネント交換をやってしまい、その他、倉光っちゃんや前田君は最長ライドが100kmに全く満たない程度である等、全員がちゃんと完走できるか不安な要素が沢山ある。後はそれぞれの頑張りに期待するのみである。
出走を前にし、部長から訓示を頂いた。内容は「練習では事故や怪我があったが、今日は事故や怪我のないよう、日頃の練習の成果を発揮し、楽しんで完走を目指してほしい。」というものであった。部長訓示により、サザンセト・ロングライドに参戦するのだという実感と緊張感がわき、スイッチが戦闘モードに切り替わった。
スタート順を待つ列に並び、雑談をしながら順番を待っていると、いつの間にか自分たちのスタートの時はやってきた。
さあ、今日は、どんなライドになるのだろうか?

サザンセト・ロングライド、スタート

萩二輪は集団でほぼ同時にスタートした。スタート後については特に何の申し合わせもなく、それぞれのペースで走ることにしている。
しかし、自然とイッコーさんに喰らい付いて行く先頭集団、そして経験の浅いメンバーや筋肉痛で足が動かないメンバーのゆっくり集団に二分され、その間を伊藤ちゃんと高原君が自分のペースで走るといった構図が出来上がっていた。
そして今回、一人だけショートコースにエントリーした部長は、とても寂しがっていたが、やむを得ず我々とは別行動となってしまう。

序盤の上り坂をクリアし、大島大橋に差し掛かった。先頭集団はイッコーさんを先頭にストイックな走りで他の参加者をどんどんと追い抜いて行く。それに反し、ゆっくり集団は、大島大橋を背景に記念撮影をし、楽しみながら走っている。ちょうどその頃、部長は柳井ウェルネスパークをスタートした。

マシントラブル

最初のエイドステーション「むくのパーク」からは、藤谷君が最初にスタートした。しばらくして、イッコーさんと三戸ちゃんと俺もスタートし、チーム内暫定1位の藤谷君を追う。
しかし走れども藤谷君に追いつかない。独りで練習する機会の多かった藤谷君がこれほどにまで成長しているとは思わなかった。“藤谷君も相当頑張っているな”と思ってから間もなく、歩道で車輪を外している藤谷君を発見した。急ブレーキを掛け「どうしたん?」と聞くと、パンクしたとのこと。
パンクの修理を走行ボランティアが支援してくれていたが、どうやらリムテープが片側にずれていることによってチューブの内側がパンクする現象のようである。このままチューブを入れ替えても、また同じようにパンクするだろう。何かリムテープの代替えになるものはないだろうかと考えている時「どうしました?」とスタッフカーが停車してくれた。
我々が居ても何の解決にもならないので、スタッフ達に藤谷君をお任せして、我々は先へ進み、二番目のAS、なぎさパークに到着した。
間もなく藤谷君も到着し、パンクの顛末を教えてもらうと、走行ボランティアがスタッフカーに「リムテープってないよねぇ?」と聞くと「ありますよー。」と、とても都合の良い展開となり、藤谷君に「もう出発の準備しててください。我々が直しますから。」と言い、藤谷君が出発準備を整える間に修理を完了してくれたようである。素晴らしいサポート体制である。
そして問題の高原君であるが、調子に乗って数日前にディレイラ―をSoraから一気にULTEGRAにバージョンアップしたのは良いが、当然、ワイヤーも新調している。その直後のロングライドであるため変速機会も多いだろうから、ワイヤーが伸びて変速がずれてしまうだろうと想定していたのだが、その想定どおりの状況が発生したようだ。
しかし、自分でコンポーネントを交換しているので、その調整技術は既に身に着けており、難なく解消できたとのことであった。

ゆっくり集団の互助精神

ゆっくり集団には、完走の危ぶまれる60km程度しか走ったことのない前田君や、70km程度走って救急車で運ばれた倉光っちゃんがいるが、沖本君や田中君、芹川君といったロードバイク経験の豊富な三人も加わっている。
倉光っちゃんは、脚の筋肉疲労を想定してエアーサロンパスを携行していたようであり、疲労の溜まった脚の筋肉にそれを吹き付けながら、根性でペダルを回していた。そしてそのエアーサロンパスは、前日の野球で筋肉痛の芹川君をも救ってくれたようである。
そんな倉光っちゃんも、第4ASまで到達したとき、膝の痛みが耐え切れないほどになっており、エアーサロンパスではどうにもならなくなった。しかし、過去の経験からか沖本君がバファリンを携行していて、それをもらい、痛みを凌ぐことができた。
田中君も皆が走る姿を撮影してあげたり、芹川君も脚の痛い倉光っちゃんを励ましたり、自己の欲求のみを満たそうとする先頭集団とは正反対に、献身的なサポートをしていた。
お互いがお互いを思いやり、助け合いながら完走を目指していたのだ。

唯一の怪我人

今回、スタート前の部長訓示においても「怪我のないように」とのことであったにもかかわらず、残念ながら一人だけ怪我人が出た。その残念な一名は前田君である。その怪我の内容は、本人の言葉を借りると「尻の穴が裂けた」ようである。それもスタートから間もない時であったとのこと。
その裂けた部分からどの程度の出血があったかは分からないが、サイクルショーツにはパッドが付いており、多い日も安心なほど吸収してくれるだろうからそこは問題ない。しかし、やはり痛みの方に問題があったようで、ここでも沖本君のバファリンが大活躍したらしい。流石に沖本君もこの事態は想定していなかったのだろうが・・・。

一人の闘い

一人だけショートコースにエントリーした部長は、かねてよりスタート直後と上関半島先端の上り坂を不安視していた。
日ごろの練習では、平坦では25~30kmで巡航し、苦手とする上り坂も徐々に熟せるようになってきていた。しかし、知らない土地の知らないコースでどの程度の斜度かも分からない状況に加え、ロードバイク歴約3ヶ月、何故かパンクしない人なのでパンクの修理も経験していない。その上、ひとりぼっち。これらの複合的要因で不安な気持ちを抱えていたのだろう。
しかし、部長は、スタート直後の上り坂で、小学生が乗ったバイクを手で牽引しながら走行する父親に抜かれるという屈辱を味わったものの、我々が第2ASに着いた頃、部長はショートコースの第1ASに到着し、そして、部長が最も不安視していた上関半島先端の上り坂へ向けて順調に邁進していた。
何事にも動じない精神を持ち合わせ周りの雰囲気に飲まれることのない部長は、自分のペースを保ち、いよいよ課題の上り坂に差し掛かったのだが、本人曰く「案外短かった。」らしく、ここも難なくクリアし、我々が第3ASに着くころ、部長はショートコースの第2ASに到着し、残すところあと25km程度となっていた。
そして我々が第4ASに到着した時、12時のサイレンを聞いたことを覚えているが、ちょうどその頃、時間内のゴールも不安視していた部長は、リミットまで約1時間も残してゴールしていた。
日頃の練習において、我々から見る部長は3ヶ月という短期間で大きく成長され、本人が不安に思うほどの問題は全くないと感じていたのだが、やはり一切の心配は不要だった。来年は152kmのロングライドにエントリーすることを宣言されていた。

先頭集団の醜い争い

最後のASで休憩を終え、先頭集団のイッコーさん、藤谷君、三戸ちゃんそして俺がゴールへ向けてスタートしようとした時、予想に反して船山ちゃんがAS入りして来た。前日登山したにもかかわらず、頑張っているその姿を見て、船山ちゃんも先頭集団に加えてゴールを目指すことにした。
しかし、ここで俺には一つ問題があった。この先頭集団の中では俺が最年長であり、自転車の経験年数も最長である。加えて俺は萩二輪の部次長でもある。その威厳を示すためには、萩二輪の中で一位を獲る必要がある。だが、上り坂で頑張りすぎた脚は既に悲鳴を上げ始めており、本当にこの先頭集団の中で誰よりも先にゴールを潜ることが出来るのだろうかという問題である。
だが、瞬時に名案を思い付き、皆に「優劣を付けるのは良くない。この5人で横一列に並んでゴールしよう。」と持ちかけた。もちろん、ゴール直前で皆を出し抜いて一位を獲るつもりである。しかし、直にこいつらは「それはフリですよね。」「押すなよ、押すなよってヤツですよね。」と感付いてしまった。
そして何とか最後の力を振り絞りながら、辛うじて若者たちに付いて行き、いよいよゴールに向けウェルネスパークの敷地に入ったその瞬間、三戸ちゃんがスパートをかけ始めた。それを追ってイッコーさんも船山ちゃんもスパートをかけ、最後尾にいて遅れをとった俺を尻目に、三戸ちゃんが一位をかっさらってしまった。二位はイッコーさん、三位は船山ちゃん、俺は四位だった。
唯一、藤谷君だけはその醜い争いに加わわらず、年長者の俺に対するあて付けのように大人の対応で、悠々とゴールした。
お前ら、覚えとけよ・・・。

全員完走

その後、高原君、完走を目指して自分のペースを保ったという伊藤ちゃんもゴールし、ゆっくり集団も仲良くゴールした。
萩二輪、めでたく全員完走である。特にゆっくり集団は、完走できるか不安視していたが、お互いが助け合い、励まし合ったおかげで完走出来たことは、とても喜ばしい事だった。

驚愕の事実

全員が完走を遂げ、その余韻に浸り雑談をしていた時、驚愕の事実が判明した。
何と、尻の穴が裂けた前田君は、前日にビンディングシューズのクリートが破損したため、両足のクリートを外したビンディングシューズで152kmを走破したと言う。俺には真似できない。末恐ろしい男だ。

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