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2017/10/21

2017/10/14

  • 土曜日, 10月 14, 2017
  • 投稿者:mt
  • 0 Comments

山陽オートレース場 Officialさんの写真






「痛ったたたたた・・・」
「もう無理や動けん・・・」
「途中で脚が攣った・・・」
部員たちはみんな満身創痍。
「わしはぜんぜん疲れとらん」
さすが我らが部長である←


ー当日朝ー
今日は山陽オートレース場で「あいサポートスポーツフェスティバル」が開催され、そこで行われるジロ・デ・山陽オートに萩二輪として参加しようということで“朝の7:30に某所に集合し会場まで走っていこう”ということになっていた。

・・・なっていたはずだが、なぜ私はまだ布団のなかにいるのか( 〇□〇)
とっぴんで着替え、自転車を積みこみ出発。
なんとか時間ぎりぎりに集合場所に着くことができた。

7:30出発の予定であったのでみんな走り始める態勢・・・かと思いきや、
椅子まで出してみんな駄弁っていた(笑)
私が不思議そうな顔をしていると、部長が「雨が降りそうだからやっぱり車で現地まで行くよ。」と、なるほど納得である。(ただ会場までのライドも楽しみにしていたので若干がっかりである。)

出発時間も一時間ほど後になった。寝坊して朝ご飯を食べてなかったので、これ幸いと近くのコンビニで朝食にありついた。そして満腹となった頃出発時間となり皆各々の車に乗り込み組み現地へ向かった。

現地で受付を済ませ、自転車を置き会場へ向かう。

いざオートレース場に入ってみたらその広さや綺麗な路面に驚きであった、ここであとから走るのかと思うと楽しみで仕方がない。ただ一点不安があるとすれば、若干人が少ないことである。開会式までもう少しなのに大丈夫なのだろうか...

開会式まで時間があったため、会場内に展示してあった自転車の説明を受けた。某F氏は実際に自転車に跨がり満足げにこけていた()

これでいいかといわんばかりの顔である。

開会式が始まり、知事と市長がタンデム自転車に乗って登場。その後も試乗やバイクの模擬走行と盛りだくさんであった。




みちしおで貝汁を堪能し、また会場へ戻る。コースの開放まではまだしばらく時間があったため、志賀先生の自転車講習を受講、普段のライドではあまり意識してない点について考えることができた。

・・・さて!いよいよコースが開放、エンデューロの始まりである!
ジロ・デ・山陽オートの開会の挨拶が終わりいよいよスタート!
開始早々私は独走態勢に入ろうと加速していく。
他の部員が遠のいていくのを感じ、あとは自分のペースで減速しないように・・・
そんなことを考えつつ、コースの向かいに他の部員たちが走っているのを確認する。

・・・何か視界の隅にはいった。
バッと振り向くとそこにはSUE氏がぴたぁっと張り付いている。
時既に遅し・・・こうなってしまってはどう頑張っても逃げることができない。

ずっと前で私が引いていては消耗するだけだからどうにか先頭を替わりたい。
替わりたい。替わろう?「NO。」・・・替われない。

このままではジリ貧である。どうにかチギりたい。
しばらく走ったあたりで加速し逃亡を試みる。

後ろから驚きの声が聞こえてきた。
行けたか!?
そう期待しつつ振り向いた先にはバッチリついてきているSUE氏。

数周してからもう一度・・・!ダメか。

そろそろバテてくれたやろ、もう一度!・・・おるやん。
計3回ほど頑張りましたがそれが限界。私の方が先に諦めました。
あとは大人しく時間いっぱい走りきることを目指します。

結果、一時間で34㎞ほどの距離を走りました。
終わった後はみんなヘトヘトでした。
ただ、なかなかこんな綺麗なコースで思い切り走れる機会はないので
とても楽しかったです(((((っ・ω・)っ

最後は閉会式と共にじゃんけん大会なるものがあり、
そこで某F君は見事勝ち残り景品をゲットしていました。
とっっても嬉しそうな某F君でした(笑) 

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2017/10/01

  • 日曜日, 10月 01, 2017
  • 投稿者:sue
  • 0 Comments

はじめに

今年6月18日に発足した萩二輪。今日まで、猛暑を中心とした約3ヶ月間練習を積み重ねてきた。その間、辛く厳しい日々の練習のみならず、幾度か楽しいロングライド企画も実施した。新しいバイクの購入やパーツのグレードアップ等の明るい話題もあったが、用水路溺死寸前事件や救急車ドナドナ事件等の危うい事故もあった。
思い返すと充実した濃密な3ヶ月だったが、これも全て伊藤事務局長からサザンセト・ロングライドへのチーム参加の提案があったため、皆でエントリーし、これを目標に設定していたおかげである。また、同じく伊藤事務局長の提案でチームジャージを作成したことも、モチベーションを高揚させた。伊藤事務局長、Good Jobs である。
そしていよいよ、サザンセト・ロングライドへの参加の日を迎えることとなった。

前夜祭

当日は朝が早いため、数名は柳井市内の某所で車内泊することにした。俺や岡山県から参加のイッコーさん等数名は、その某所で昼過ぎから前夜祭を開始した。
ハンモックに揺られながらビールを飲んでいると、一人、また一人と集結してくる。車内泊はせず、当日の朝集合する予定の沖本君、田中君、前田君、倉光っちゃんも次々と顔を出しに来てくれ、過分な差し入れも提供してくれた。嬉しい限りである。なんて良い人達だ!物をくれる人に悪い人はいない。
皆で集まり酒を飲むのは楽しいが、楽しい時間はあっという間に過ぎて行ってしまう。飲み更けたい衝動に駆られるが、翌日のロングライドがメインである。必死に衝動を抑制しながら、早めに車に潜り込み、就寝した。

いよいよ出走

早朝、萩二輪奥田部長を筆頭に部員のうち13名が会場に集結した。
いよいよ出走の時を迎える訳であるが、実はこの前日、船山ちゃんは慣れない登山を山岳部の面々と熟し、三戸ちゃんは“近くにあったから”というだけの理由でヒルクライムして脚に負荷をかけ、田中君は往復60kmの道程を自転車で差し入れを届けてくれ、芹川君は軟式野球大会で決勝まで進み脚が筋肉痛で、高原君は決してやってはいけない数日前のコンポーネント交換をやってしまい、その他、倉光っちゃんや前田君は最長ライドが100kmに全く満たない程度である等、全員がちゃんと完走できるか不安な要素が沢山ある。後はそれぞれの頑張りに期待するのみである。
出走を前にし、部長から訓示を頂いた。内容は「練習では事故や怪我があったが、今日は事故や怪我のないよう、日頃の練習の成果を発揮し、楽しんで完走を目指してほしい。」というものであった。部長訓示により、サザンセト・ロングライドに参戦するのだという実感と緊張感がわき、スイッチが戦闘モードに切り替わった。
スタート順を待つ列に並び、雑談をしながら順番を待っていると、いつの間にか自分たちのスタートの時はやってきた。
さあ、今日は、どんなライドになるのだろうか?

サザンセト・ロングライド、スタート

萩二輪は集団でほぼ同時にスタートした。スタート後については特に何の申し合わせもなく、それぞれのペースで走ることにしている。
しかし、自然とイッコーさんに喰らい付いて行く先頭集団、そして経験の浅いメンバーや筋肉痛で足が動かないメンバーのゆっくり集団に二分され、その間を伊藤ちゃんと高原君が自分のペースで走るといった構図が出来上がっていた。
そして今回、一人だけショートコースにエントリーした部長は、とても寂しがっていたが、やむを得ず我々とは別行動となってしまう。

序盤の上り坂をクリアし、大島大橋に差し掛かった。先頭集団はイッコーさんを先頭にストイックな走りで他の参加者をどんどんと追い抜いて行く。それに反し、ゆっくり集団は、大島大橋を背景に記念撮影をし、楽しみながら走っている。ちょうどその頃、部長は柳井ウェルネスパークをスタートした。

マシントラブル

最初のエイドステーション「むくのパーク」からは、藤谷君が最初にスタートした。しばらくして、イッコーさんと三戸ちゃんと俺もスタートし、チーム内暫定1位の藤谷君を追う。
しかし走れども藤谷君に追いつかない。独りで練習する機会の多かった藤谷君がこれほどにまで成長しているとは思わなかった。“藤谷君も相当頑張っているな”と思ってから間もなく、歩道で車輪を外している藤谷君を発見した。急ブレーキを掛け「どうしたん?」と聞くと、パンクしたとのこと。
パンクの修理を走行ボランティアが支援してくれていたが、どうやらリムテープが片側にずれていることによってチューブの内側がパンクする現象のようである。このままチューブを入れ替えても、また同じようにパンクするだろう。何かリムテープの代替えになるものはないだろうかと考えている時「どうしました?」とスタッフカーが停車してくれた。
我々が居ても何の解決にもならないので、スタッフ達に藤谷君をお任せして、我々は先へ進み、二番目のAS、なぎさパークに到着した。
間もなく藤谷君も到着し、パンクの顛末を教えてもらうと、走行ボランティアがスタッフカーに「リムテープってないよねぇ?」と聞くと「ありますよー。」と、とても都合の良い展開となり、藤谷君に「もう出発の準備しててください。我々が直しますから。」と言い、藤谷君が出発準備を整える間に修理を完了してくれたようである。素晴らしいサポート体制である。
そして問題の高原君であるが、調子に乗って数日前にディレイラ―をSoraから一気にULTEGRAにバージョンアップしたのは良いが、当然、ワイヤーも新調している。その直後のロングライドであるため変速機会も多いだろうから、ワイヤーが伸びて変速がずれてしまうだろうと想定していたのだが、その想定どおりの状況が発生したようだ。
しかし、自分でコンポーネントを交換しているので、その調整技術は既に身に着けており、難なく解消できたとのことであった。

ゆっくり集団の互助精神

ゆっくり集団には、完走の危ぶまれる60km程度しか走ったことのない前田君や、70km程度走って救急車で運ばれた倉光っちゃんがいるが、沖本君や田中君、芹川君といったロードバイク経験の豊富な三人も加わっている。
倉光っちゃんは、脚の筋肉疲労を想定してエアーサロンパスを携行していたようであり、疲労の溜まった脚の筋肉にそれを吹き付けながら、根性でペダルを回していた。そしてそのエアーサロンパスは、前日の野球で筋肉痛の芹川君をも救ってくれたようである。
そんな倉光っちゃんも、第4ASまで到達したとき、膝の痛みが耐え切れないほどになっており、エアーサロンパスではどうにもならなくなった。しかし、過去の経験からか沖本君がバファリンを携行していて、それをもらい、痛みを凌ぐことができた。
田中君も皆が走る姿を撮影してあげたり、芹川君も脚の痛い倉光っちゃんを励ましたり、自己の欲求のみを満たそうとする先頭集団とは正反対に、献身的なサポートをしていた。
お互いがお互いを思いやり、助け合いながら完走を目指していたのだ。

唯一の怪我人

今回、スタート前の部長訓示においても「怪我のないように」とのことであったにもかかわらず、残念ながら一人だけ怪我人が出た。その残念な一名は前田君である。その怪我の内容は、本人の言葉を借りると「尻の穴が裂けた」ようである。それもスタートから間もない時であったとのこと。
その裂けた部分からどの程度の出血があったかは分からないが、サイクルショーツにはパッドが付いており、多い日も安心なほど吸収してくれるだろうからそこは問題ない。しかし、やはり痛みの方に問題があったようで、ここでも沖本君のバファリンが大活躍したらしい。流石に沖本君もこの事態は想定していなかったのだろうが・・・。

一人の闘い

一人だけショートコースにエントリーした部長は、かねてよりスタート直後と上関半島先端の上り坂を不安視していた。
日ごろの練習では、平坦では25~30kmで巡航し、苦手とする上り坂も徐々に熟せるようになってきていた。しかし、知らない土地の知らないコースでどの程度の斜度かも分からない状況に加え、ロードバイク歴約3ヶ月、何故かパンクしない人なのでパンクの修理も経験していない。その上、ひとりぼっち。これらの複合的要因で不安な気持ちを抱えていたのだろう。
しかし、部長は、スタート直後の上り坂で、小学生が乗ったバイクを手で牽引しながら走行する父親に抜かれるという屈辱を味わったものの、我々が第2ASに着いた頃、部長はショートコースの第1ASに到着し、そして、部長が最も不安視していた上関半島先端の上り坂へ向けて順調に邁進していた。
何事にも動じない精神を持ち合わせ周りの雰囲気に飲まれることのない部長は、自分のペースを保ち、いよいよ課題の上り坂に差し掛かったのだが、本人曰く「案外短かった。」らしく、ここも難なくクリアし、我々が第3ASに着くころ、部長はショートコースの第2ASに到着し、残すところあと25km程度となっていた。
そして我々が第4ASに到着した時、12時のサイレンを聞いたことを覚えているが、ちょうどその頃、時間内のゴールも不安視していた部長は、リミットまで約1時間も残してゴールしていた。
日頃の練習において、我々から見る部長は3ヶ月という短期間で大きく成長され、本人が不安に思うほどの問題は全くないと感じていたのだが、やはり一切の心配は不要だった。来年は152kmのロングライドにエントリーすることを宣言されていた。

先頭集団の醜い争い

最後のASで休憩を終え、先頭集団のイッコーさん、藤谷君、三戸ちゃんそして俺がゴールへ向けてスタートしようとした時、予想に反して船山ちゃんがAS入りして来た。前日登山したにもかかわらず、頑張っているその姿を見て、船山ちゃんも先頭集団に加えてゴールを目指すことにした。
しかし、ここで俺には一つ問題があった。この先頭集団の中では俺が最年長であり、自転車の経験年数も最長である。加えて俺は萩二輪の部次長でもある。その威厳を示すためには、萩二輪の中で一位を獲る必要がある。だが、上り坂で頑張りすぎた脚は既に悲鳴を上げ始めており、本当にこの先頭集団の中で誰よりも先にゴールを潜ることが出来るのだろうかという問題である。
だが、瞬時に名案を思い付き、皆に「優劣を付けるのは良くない。この5人で横一列に並んでゴールしよう。」と持ちかけた。もちろん、ゴール直前で皆を出し抜いて一位を獲るつもりである。しかし、直にこいつらは「それはフリですよね。」「押すなよ、押すなよってヤツですよね。」と感付いてしまった。
そして何とか最後の力を振り絞りながら、辛うじて若者たちに付いて行き、いよいよゴールに向けウェルネスパークの敷地に入ったその瞬間、三戸ちゃんがスパートをかけ始めた。それを追ってイッコーさんも船山ちゃんもスパートをかけ、最後尾にいて遅れをとった俺を尻目に、三戸ちゃんが一位をかっさらってしまった。二位はイッコーさん、三位は船山ちゃん、俺は四位だった。
唯一、藤谷君だけはその醜い争いに加わわらず、年長者の俺に対するあて付けのように大人の対応で、悠々とゴールした。
お前ら、覚えとけよ・・・。

全員完走

その後、高原君、完走を目指して自分のペースを保ったという伊藤ちゃんもゴールし、ゆっくり集団も仲良くゴールした。
萩二輪、めでたく全員完走である。特にゆっくり集団は、完走できるか不安視していたが、お互いが助け合い、励まし合ったおかげで完走出来たことは、とても喜ばしい事だった。

驚愕の事実

全員が完走を遂げ、その余韻に浸り雑談をしていた時、驚愕の事実が判明した。
何と、尻の穴が裂けた前田君は、前日にビンディングシューズのクリートが破損したため、両足のクリートを外したビンディングシューズで152kmを走破したと言う。俺には真似できない。末恐ろしい男だ。

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