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2017/12/16

  • 土曜日, 12月 16, 2017
  • 投稿者:sue
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萩二輪を設立した2017年も年の瀬を迎え、サザンセト・ロングライドの打ち上げも兼ねた忘年会を開催した。萩二輪にとって初の“飲み会”である。

一の坂ダム エンデューロ

忘年会に先立ち、山口市の一の坂ダムを周回する忘年走行会を開催した。一周約2.6km。この日の午前中、自転車が納車された新入部員の藤井君も参加のため、走行時間は1時間。
14時に現地集合すると、寒波の到来を実感させる冷たい風が吹きすさんでいて、直前までは結構な雨も降っていた。
この状況から、参加予定であった倉光くんは“急用ができた”という言い訳で現地には現れず、参加者は、藤谷君と三戸ちゃん、そして新入部員の藤井君の3名だけだった。俺も走りたかったのだが、実は脚を痛めているため、走りたい気持ちをぐっと我慢し、せめて皆のフォローに尽力せざるを得なかったのだ。
皆は、屋外に居るだけで寒いので、体を温めようと直にスタートした。
いつもどおり、三戸ちゃんが先頭を疾走し、藤谷君がそれを追う。藤井君もこの日の午前中に自転車が納車されたとは思えないスピードで走る。

時折、冷たい小雨が降る。俺は、“みんな寒そうやなぁ”と思いながら、暖かい格好で皆を見守る。冷たい小雨は小雨ではなくなり、ライダーの身体を濡らしていく。濡れた身体に容赦なく吹く冷たく強い北風が体温を一気に奪っていく。やがて雨は雪に変わる。俺は、“みんな可哀そうやなぁ”と思いながら暖かい格好で皆を見守る。
皆の走りを見ていると、思いの外、あっという間に一時間は経過した。皆が言うには、靴の中は雨によりグチョグチョ状態で、脚先は激烈に冷たいらしい。皆はゴールするなり、寒さのあまり直に着替え、車に乗り込み、家路へと急いだ。
藤井君は初ライドから最悪のコンディションであったが、脚を攣らせながらも平均時速は約23kmで走行し、とても頑張っていた。今後の成長が楽しみである。
ちなみに、この日、藤谷君は俺に「自転車すら持って来ていないんすか?」と言い、三戸ちゃん達にも「自転車すら持って来てないんよ。」と言い、忘年会の時にも「自転車すら持って来てなかった。」と皆に言い、常に俺を責め続けていた。

忘年会

17時30分、山口市内のB団という焼肉屋に奥田部長以下、藤谷君、藤井君、倉光ちゃん、三戸ちゃん、そして俺の6名が集合した。現在、部員は二十数名いると思われるが、県内(又は県外)散り散りに住んでいたり、師走の多忙な時期であったりで、残念ながら全員集合は難しい。
忘年会は、奥田部長の乾杯の音頭で幕を開け、萩二輪発足以来の思い出話やたわいもない話、仕事の話などで盛り上がった。
俺は藤谷君に責められた腹いせに、この日の一の坂エンデューロをすっぽかした倉光っちゃんを責めてみたが、引き続き「僕のEmondaが汚れたくないって言ってたんですよ。」と言い訳を重ねる。しかし、俺は知っている。Emondaは喋らないことを。
一次会を終えると、二次会会場へ移動した。日頃、飲んでも飲んでも飲み足りないため朝方まで飲み、会話の内容も一言一句覚えている俺だが、この日は皆のおかげで楽しかったのだろう。珍しく酒に酔い、何を話したかもよく覚えていない。もしかしたら、一の坂クリテで疲れていたせいかもしれないが・・・。
だが、奥田部長の乾杯の発声でもあったように、2018年も萩二輪の活動を充実させようと誓い合ったことは、間違いのない事実である。



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2017/10/21

2017/10/14

  • 土曜日, 10月 14, 2017
  • 投稿者:mt
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山陽オートレース場 Officialさんの写真






「痛ったたたたた・・・」
「もう無理や動けん・・・」
「途中で脚が攣った・・・」
部員たちはみんな満身創痍。
「わしはぜんぜん疲れとらん」
さすが我らが部長である←


ー当日朝ー
今日は山陽オートレース場で「あいサポートスポーツフェスティバル」が開催され、そこで行われるジロ・デ・山陽オートに萩二輪として参加しようということで“朝の7:30に某所に集合し会場まで走っていこう”ということになっていた。

・・・なっていたはずだが、なぜ私はまだ布団のなかにいるのか( 〇□〇)
とっぴんで着替え、自転車を積みこみ出発。
なんとか時間ぎりぎりに集合場所に着くことができた。

7:30出発の予定であったのでみんな走り始める態勢・・・かと思いきや、
椅子まで出してみんな駄弁っていた(笑)
私が不思議そうな顔をしていると、部長が「雨が降りそうだからやっぱり車で現地まで行くよ。」と、なるほど納得である。(ただ会場までのライドも楽しみにしていたので若干がっかりである。)

出発時間も一時間ほど後になった。寝坊して朝ご飯を食べてなかったので、これ幸いと近くのコンビニで朝食にありついた。そして満腹となった頃出発時間となり皆各々の車に乗り込み組み現地へ向かった。

現地で受付を済ませ、自転車を置き会場へ向かう。

いざオートレース場に入ってみたらその広さや綺麗な路面に驚きであった、ここであとから走るのかと思うと楽しみで仕方がない。ただ一点不安があるとすれば、若干人が少ないことである。開会式までもう少しなのに大丈夫なのだろうか...

開会式まで時間があったため、会場内に展示してあった自転車の説明を受けた。某F氏は実際に自転車に跨がり満足げにこけていた()

これでいいかといわんばかりの顔である。

開会式が始まり、知事と市長がタンデム自転車に乗って登場。その後も試乗やバイクの模擬走行と盛りだくさんであった。




みちしおで貝汁を堪能し、また会場へ戻る。コースの開放まではまだしばらく時間があったため、志賀先生の自転車講習を受講、普段のライドではあまり意識してない点について考えることができた。

・・・さて!いよいよコースが開放、エンデューロの始まりである!
ジロ・デ・山陽オートの開会の挨拶が終わりいよいよスタート!
開始早々私は独走態勢に入ろうと加速していく。
他の部員が遠のいていくのを感じ、あとは自分のペースで減速しないように・・・
そんなことを考えつつ、コースの向かいに他の部員たちが走っているのを確認する。

・・・何か視界の隅にはいった。
バッと振り向くとそこにはSUE氏がぴたぁっと張り付いている。
時既に遅し・・・こうなってしまってはどう頑張っても逃げることができない。

ずっと前で私が引いていては消耗するだけだからどうにか先頭を替わりたい。
替わりたい。替わろう?「NO。」・・・替われない。

このままではジリ貧である。どうにかチギりたい。
しばらく走ったあたりで加速し逃亡を試みる。

後ろから驚きの声が聞こえてきた。
行けたか!?
そう期待しつつ振り向いた先にはバッチリついてきているSUE氏。

数周してからもう一度・・・!ダメか。

そろそろバテてくれたやろ、もう一度!・・・おるやん。
計3回ほど頑張りましたがそれが限界。私の方が先に諦めました。
あとは大人しく時間いっぱい走りきることを目指します。

結果、一時間で34㎞ほどの距離を走りました。
終わった後はみんなヘトヘトでした。
ただ、なかなかこんな綺麗なコースで思い切り走れる機会はないので
とても楽しかったです(((((っ・ω・)っ

最後は閉会式と共にじゃんけん大会なるものがあり、
そこで某F君は見事勝ち残り景品をゲットしていました。
とっっても嬉しそうな某F君でした(笑) 

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2017/10/01

  • 日曜日, 10月 01, 2017
  • 投稿者:sue
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はじめに

今年6月18日に発足した萩二輪。今日まで、猛暑を中心とした約3ヶ月間練習を積み重ねてきた。その間、辛く厳しい日々の練習のみならず、幾度か楽しいロングライド企画も実施した。新しいバイクの購入やパーツのグレードアップ等の明るい話題もあったが、用水路溺死寸前事件や救急車ドナドナ事件等の危うい事故もあった。
思い返すと充実した濃密な3ヶ月だったが、これも全て伊藤事務局長からサザンセト・ロングライドへのチーム参加の提案があったため、皆でエントリーし、これを目標に設定していたおかげである。また、同じく伊藤事務局長の提案でチームジャージを作成したことも、モチベーションを高揚させた。伊藤事務局長、Good Jobs である。
そしていよいよ、サザンセト・ロングライドへの参加の日を迎えることとなった。

前夜祭

当日は朝が早いため、数名は柳井市内の某所で車内泊することにした。俺や岡山県から参加のイッコーさん等数名は、その某所で昼過ぎから前夜祭を開始した。
ハンモックに揺られながらビールを飲んでいると、一人、また一人と集結してくる。車内泊はせず、当日の朝集合する予定の沖本君、田中君、前田君、倉光っちゃんも次々と顔を出しに来てくれ、過分な差し入れも提供してくれた。嬉しい限りである。なんて良い人達だ!物をくれる人に悪い人はいない。
皆で集まり酒を飲むのは楽しいが、楽しい時間はあっという間に過ぎて行ってしまう。飲み更けたい衝動に駆られるが、翌日のロングライドがメインである。必死に衝動を抑制しながら、早めに車に潜り込み、就寝した。

いよいよ出走

早朝、萩二輪奥田部長を筆頭に部員のうち13名が会場に集結した。
いよいよ出走の時を迎える訳であるが、実はこの前日、船山ちゃんは慣れない登山を山岳部の面々と熟し、三戸ちゃんは“近くにあったから”というだけの理由でヒルクライムして脚に負荷をかけ、田中君は往復60kmの道程を自転車で差し入れを届けてくれ、芹川君は軟式野球大会で決勝まで進み脚が筋肉痛で、高原君は決してやってはいけない数日前のコンポーネント交換をやってしまい、その他、倉光っちゃんや前田君は最長ライドが100kmに全く満たない程度である等、全員がちゃんと完走できるか不安な要素が沢山ある。後はそれぞれの頑張りに期待するのみである。
出走を前にし、部長から訓示を頂いた。内容は「練習では事故や怪我があったが、今日は事故や怪我のないよう、日頃の練習の成果を発揮し、楽しんで完走を目指してほしい。」というものであった。部長訓示により、サザンセト・ロングライドに参戦するのだという実感と緊張感がわき、スイッチが戦闘モードに切り替わった。
スタート順を待つ列に並び、雑談をしながら順番を待っていると、いつの間にか自分たちのスタートの時はやってきた。
さあ、今日は、どんなライドになるのだろうか?

サザンセト・ロングライド、スタート

萩二輪は集団でほぼ同時にスタートした。スタート後については特に何の申し合わせもなく、それぞれのペースで走ることにしている。
しかし、自然とイッコーさんに喰らい付いて行く先頭集団、そして経験の浅いメンバーや筋肉痛で足が動かないメンバーのゆっくり集団に二分され、その間を伊藤ちゃんと高原君が自分のペースで走るといった構図が出来上がっていた。
そして今回、一人だけショートコースにエントリーした部長は、とても寂しがっていたが、やむを得ず我々とは別行動となってしまう。

序盤の上り坂をクリアし、大島大橋に差し掛かった。先頭集団はイッコーさんを先頭にストイックな走りで他の参加者をどんどんと追い抜いて行く。それに反し、ゆっくり集団は、大島大橋を背景に記念撮影をし、楽しみながら走っている。ちょうどその頃、部長は柳井ウェルネスパークをスタートした。

マシントラブル

最初のエイドステーション「むくのパーク」からは、藤谷君が最初にスタートした。しばらくして、イッコーさんと三戸ちゃんと俺もスタートし、チーム内暫定1位の藤谷君を追う。
しかし走れども藤谷君に追いつかない。独りで練習する機会の多かった藤谷君がこれほどにまで成長しているとは思わなかった。“藤谷君も相当頑張っているな”と思ってから間もなく、歩道で車輪を外している藤谷君を発見した。急ブレーキを掛け「どうしたん?」と聞くと、パンクしたとのこと。
パンクの修理を走行ボランティアが支援してくれていたが、どうやらリムテープが片側にずれていることによってチューブの内側がパンクする現象のようである。このままチューブを入れ替えても、また同じようにパンクするだろう。何かリムテープの代替えになるものはないだろうかと考えている時「どうしました?」とスタッフカーが停車してくれた。
我々が居ても何の解決にもならないので、スタッフ達に藤谷君をお任せして、我々は先へ進み、二番目のAS、なぎさパークに到着した。
間もなく藤谷君も到着し、パンクの顛末を教えてもらうと、走行ボランティアがスタッフカーに「リムテープってないよねぇ?」と聞くと「ありますよー。」と、とても都合の良い展開となり、藤谷君に「もう出発の準備しててください。我々が直しますから。」と言い、藤谷君が出発準備を整える間に修理を完了してくれたようである。素晴らしいサポート体制である。
そして問題の高原君であるが、調子に乗って数日前にディレイラ―をSoraから一気にULTEGRAにバージョンアップしたのは良いが、当然、ワイヤーも新調している。その直後のロングライドであるため変速機会も多いだろうから、ワイヤーが伸びて変速がずれてしまうだろうと想定していたのだが、その想定どおりの状況が発生したようだ。
しかし、自分でコンポーネントを交換しているので、その調整技術は既に身に着けており、難なく解消できたとのことであった。

ゆっくり集団の互助精神

ゆっくり集団には、完走の危ぶまれる60km程度しか走ったことのない前田君や、70km程度走って救急車で運ばれた倉光っちゃんがいるが、沖本君や田中君、芹川君といったロードバイク経験の豊富な三人も加わっている。
倉光っちゃんは、脚の筋肉疲労を想定してエアーサロンパスを携行していたようであり、疲労の溜まった脚の筋肉にそれを吹き付けながら、根性でペダルを回していた。そしてそのエアーサロンパスは、前日の野球で筋肉痛の芹川君をも救ってくれたようである。
そんな倉光っちゃんも、第4ASまで到達したとき、膝の痛みが耐え切れないほどになっており、エアーサロンパスではどうにもならなくなった。しかし、過去の経験からか沖本君がバファリンを携行していて、それをもらい、痛みを凌ぐことができた。
田中君も皆が走る姿を撮影してあげたり、芹川君も脚の痛い倉光っちゃんを励ましたり、自己の欲求のみを満たそうとする先頭集団とは正反対に、献身的なサポートをしていた。
お互いがお互いを思いやり、助け合いながら完走を目指していたのだ。

唯一の怪我人

今回、スタート前の部長訓示においても「怪我のないように」とのことであったにもかかわらず、残念ながら一人だけ怪我人が出た。その残念な一名は前田君である。その怪我の内容は、本人の言葉を借りると「尻の穴が裂けた」ようである。それもスタートから間もない時であったとのこと。
その裂けた部分からどの程度の出血があったかは分からないが、サイクルショーツにはパッドが付いており、多い日も安心なほど吸収してくれるだろうからそこは問題ない。しかし、やはり痛みの方に問題があったようで、ここでも沖本君のバファリンが大活躍したらしい。流石に沖本君もこの事態は想定していなかったのだろうが・・・。

一人の闘い

一人だけショートコースにエントリーした部長は、かねてよりスタート直後と上関半島先端の上り坂を不安視していた。
日ごろの練習では、平坦では25~30kmで巡航し、苦手とする上り坂も徐々に熟せるようになってきていた。しかし、知らない土地の知らないコースでどの程度の斜度かも分からない状況に加え、ロードバイク歴約3ヶ月、何故かパンクしない人なのでパンクの修理も経験していない。その上、ひとりぼっち。これらの複合的要因で不安な気持ちを抱えていたのだろう。
しかし、部長は、スタート直後の上り坂で、小学生が乗ったバイクを手で牽引しながら走行する父親に抜かれるという屈辱を味わったものの、我々が第2ASに着いた頃、部長はショートコースの第1ASに到着し、そして、部長が最も不安視していた上関半島先端の上り坂へ向けて順調に邁進していた。
何事にも動じない精神を持ち合わせ周りの雰囲気に飲まれることのない部長は、自分のペースを保ち、いよいよ課題の上り坂に差し掛かったのだが、本人曰く「案外短かった。」らしく、ここも難なくクリアし、我々が第3ASに着くころ、部長はショートコースの第2ASに到着し、残すところあと25km程度となっていた。
そして我々が第4ASに到着した時、12時のサイレンを聞いたことを覚えているが、ちょうどその頃、時間内のゴールも不安視していた部長は、リミットまで約1時間も残してゴールしていた。
日頃の練習において、我々から見る部長は3ヶ月という短期間で大きく成長され、本人が不安に思うほどの問題は全くないと感じていたのだが、やはり一切の心配は不要だった。来年は152kmのロングライドにエントリーすることを宣言されていた。

先頭集団の醜い争い

最後のASで休憩を終え、先頭集団のイッコーさん、藤谷君、三戸ちゃんそして俺がゴールへ向けてスタートしようとした時、予想に反して船山ちゃんがAS入りして来た。前日登山したにもかかわらず、頑張っているその姿を見て、船山ちゃんも先頭集団に加えてゴールを目指すことにした。
しかし、ここで俺には一つ問題があった。この先頭集団の中では俺が最年長であり、自転車の経験年数も最長である。加えて俺は萩二輪の部次長でもある。その威厳を示すためには、萩二輪の中で一位を獲る必要がある。だが、上り坂で頑張りすぎた脚は既に悲鳴を上げ始めており、本当にこの先頭集団の中で誰よりも先にゴールを潜ることが出来るのだろうかという問題である。
だが、瞬時に名案を思い付き、皆に「優劣を付けるのは良くない。この5人で横一列に並んでゴールしよう。」と持ちかけた。もちろん、ゴール直前で皆を出し抜いて一位を獲るつもりである。しかし、直にこいつらは「それはフリですよね。」「押すなよ、押すなよってヤツですよね。」と感付いてしまった。
そして何とか最後の力を振り絞りながら、辛うじて若者たちに付いて行き、いよいよゴールに向けウェルネスパークの敷地に入ったその瞬間、三戸ちゃんがスパートをかけ始めた。それを追ってイッコーさんも船山ちゃんもスパートをかけ、最後尾にいて遅れをとった俺を尻目に、三戸ちゃんが一位をかっさらってしまった。二位はイッコーさん、三位は船山ちゃん、俺は四位だった。
唯一、藤谷君だけはその醜い争いに加わわらず、年長者の俺に対するあて付けのように大人の対応で、悠々とゴールした。
お前ら、覚えとけよ・・・。

全員完走

その後、高原君、完走を目指して自分のペースを保ったという伊藤ちゃんもゴールし、ゆっくり集団も仲良くゴールした。
萩二輪、めでたく全員完走である。特にゆっくり集団は、完走できるか不安視していたが、お互いが助け合い、励まし合ったおかげで完走出来たことは、とても喜ばしい事だった。

驚愕の事実

全員が完走を遂げ、その余韻に浸り雑談をしていた時、驚愕の事実が判明した。
何と、尻の穴が裂けた前田君は、前日にビンディングシューズのクリートが破損したため、両足のクリートを外したビンディングシューズで152kmを走破したと言う。俺には真似できない。末恐ろしい男だ。

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2017/09/03

  • 日曜日, 9月 03, 2017
  • 投稿者:sue
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ジャージ作成

6月20日のチーム発足と時を同じくして、伊藤ちゃんからチームジャージの作成について提案があった。“オリジナルは高くつくんじゃないの?”と思いながらネットで調べてみると、何と、フルカラーで自由にデザイン出来て、市販のものとさほど変わらない価格で購入できるではないか!これには非常に驚いたが、そうであれば是非ともチームジャージを作りたい。
ということで早速Champion Systemというメーカに発注することを決め、デザイン作業に取り掛かった。熟考に熟考を重ねたデザインを仕上げ、7月14日に入稿し、校正を一回挟み、8月8日に発注数量等を確定し、代金を振り込んだ後、8月25日にジャージが手元に届いた。
デザイン開始から約2ヶ月もの時間を要したが、手元に届いたジャージは、妥協のないデザインがそのまま再現されており、ジャージの品質もしっかりしている。コストパフォー マンスは非常に高い。

記念イベントライド

そのチームジャージが完成したことを記念して、萩市中心部から須佐へ男命(みこと)イカを食べに行く企画を組んだ。当日はチームメンバーの約半数しか参加出来なかったが、「 萩二輪」のチーム名に相応しい萩城下町で記念撮影を済ませ、須佐へと向かった。
揃いのデザインジャージを着て走るロードバイクの隊列は、何とも言えぬ連帯感や迫力のようなものも感じさせ、秋の始まりを感じさせる蒼く晴れた高い空の下、渇いた涼しい風が吹く環境も相まって、爽快な、気分の良いサイクリングとなった。

倉光っちゃんのEmonda

この日、チームメンバーの倉光っちゃんは、前日納車されたばかりの真っ赤なTREKのEmondaで登場した。たいそうお気に入りの様子で、常にニコニコしている。真新しい自転車に真新しいチームジャージを着て、この上なく幸せそうだ。当然ながら、Emondaについての感想を聞くと、何度聞いても満面の笑みを浮かべながら肯定的な意見を口にする。
実は先週、今までLOUIS GARNEAUの重たいクロスバイクに乗っていた倉光っちゃんを見かねて、半ば強引に自転車屋へ連れて行った。この時は「見るだけですよ!買いませんよ!」と頑なに抵抗していた倉光っちゃんだったが、店を出る頃には自分の意志で契約を済ませていたのだった。
その時から、倉光っちゃんの真っ赤なEmondaを見る目は、まるで恋する女性を見る目と違いはなく、完全に魂を奪われていた。

大刈峠

目的地の須佐に到着するためには、標高約180mの大刈峠を越えなければいけない。標高は 大したことはないし斜度も緩やかなので、何も問題ではないのだが、一名ほど問題となる人物がいる。
それは、萩二輪のトップに君臨する部長である。50代後半にして自転車を購入し、まだ約2ヶ月の初心者。その上、ソフトボールでは剛腕のピッチャーであるが、最近の試合で筋肉痛に筋肉痛を重ね、足は悲鳴を上げている状態。しかも、今までヒルクライムで一気に登ったことのある標高としては、最高が100m程度である。本人も須佐まで到達できるかどうか不安がっていた。
しかし、我らが部長は、部員に示しがつかない行動はとらない。今まで約2ヶ月間の練習においても努力に努力を重ね、休みの日には一人でロングライドを熟し、短期間でメキメキと実力を上げつつある。
結局この日も、持ち前の根性で足の痛みを堪え、本人のヒルクライム最高到達点を難なくクリアしたのだった。若干ブツクサ言っていたが・・・。

男命イカ

大刈峠を越え、須佐に着いた。この日の目的はブランドイカの「男命(みこと)イカ」の活き作りを食べる事だったが、あいにく、最近の時化(しけ)でイカの入荷がないとのことであった。やむを得ず、各々、イカ葱焼き丼やから揚げ定食を食べたが、結局、空腹時は何を食っても旨い。

帰路

我々のチームメンバーの構成は、年齢は20代前半から50代後半、経験年数も数ヶ月から数十年、速く走ることを極めたい者、単に健康維持のために乗る者と、多様性に富んでいる。しかし、皆で自転車を楽しみたいという思いは共通しており、お互いがお互いの自転車の楽しみ方を尊重している。
この様な事から、途中の休憩ポイントを決め、そこまで各自のスピードで走ってみたり、皆で纏まって走ってみたりしながら、それぞれが楽しめるように走る。
特に若い世代は、力の限りペダルを踏みたいものだ。この日の帰路は強い追い風。最高に スピードに乗った巡航が出来たようであり、休憩ポイントで、彼らは興奮気味にその楽しさを話してくれた。

最後の高速巡航

この日のライドも残すところあと15km程度。先ほど聞いた追い風高速巡航の話により、俺のスイッチはいつの間にかONになってしまっていた。我慢ならずに街中に入るまでの約10km弱を一人、高速巡航モードでペダルを踏みこみ始めた。なるほど、気持ちいい!
黙々と自分と闘いながら7kmほど進んだその時、突然携帯電話が鳴った。息を切らせながら電話に出ると、その内容は“倉光っちゃんがコケた”という内容だった。だが、コケたというだけで電話をかけてくるはずはない。何かがあったのだと瞬時に悟り、即座にUターンして皆の所へ戻る。先ほどまでとは異なり、辛く全く楽しくない強い逆風の中の高速巡航となった。

倉光っちゃんのEmonda愛

5kmほど戻ると、顎をハンドタオルで押さえた倉光っちゃんが座り込んでいた。高原君が携帯で救急車を呼んでいる。なるほど、それ程の状況なのかと改めて倉光っちゃんを見て みると顔面は蒼白で軽くショック状態である。さぞかし痛かったのだろう、そして驚いたのだろう。
他のメンバーから話を聞くと、自転車で前転してコケたようであり、その衝撃で顎には幅の広い深い切り傷ができ大量に出血していたという。顎だけではなく、顔にはその他の部分にも擦り傷があり、肩は真新しいチームジャージが破れ、腕にも傷がある。
しかし、救急隊が献身的に救助してくれる中、下の写真は、不謹慎にも俺のカメラに向かい右手でピースをしようとしている瞬間である。もちろん、傷が治ったら厳しく指導するつもりである。
救急車には伊藤ちゃんが同乗してくれた。船山君は倉光っちゃんと伊藤ちゃんの自転車を回収すべく、すぐさま車を取りに萩へ向かった。救急車が出発すると部長と高原君と俺は病院へ向かうため、萩へ向かった。藤谷君と芹川君は現地に残された自転車の見守りをしてくれた。各々が倉光っちゃんを心配し倉光っちゃんのために出来る事を行っていた。
救急車に同乗した伊藤ちゃんから後に聞いた話だが、皆が倉光っちゃんを心配しているそんな時、救急車の中で倉光っちゃんは「僕のEmonda大丈夫ですかね?」と自分の自転車を心配していたらしい。もちろん、傷が治ったら、再び傷だらけになる程度に厳しく指導するつもりである。

倉光っちゃんの更なるEmonda愛

MRIで検査した頭は異常なく、傷の縫合も終え、倉光っちゃんの治療は終わった。病院から帰る車の中で倉光っちゃんは、早速、「僕のEmonda、どこに在ります?」と聞いてきた。片足を引き摺り、縫合した傷も痛むだろうに「まずEmondaを確認したい。」と言う。そして夕闇の中、Emondaと対面し、サドルが一部傷ついた以外は、奇跡的に無傷だったEmondaを見て、傷だらけの倉光っちゃんはやっと安心できたようだった。

短く長い一日

倉光っちゃんは怪我したものの、大事に至らなくてよかった。
しかし、これは本人にとっても、皆にとっても大事件であったことに間違いはない。この大事件のおかげで、あっという間の一日であったようにも思うが、城下町での記念撮影が昨日の事であったかのよな時間経過の錯覚も感じる。
チームジャージ作成記念イベントは、良くも悪くも、濃い一日だった。


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2017/08/23

  • 水曜日, 8月 23, 2017
  • 投稿者:萩二輪
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「萩二輪」発足から約2ヶ月、いよいよチームジャージも完成しました。
ついては、これを記念したチームイベントを次のとおり開催しますので、万障お繰り合わせの上、参加してください。

1.開催日

  • 平成29年9月3日(日曜日)
  • 小雨決行(中止の場合は別途連絡します。)

2.集合場所及び時間

  • 萩総合庁舎前にAM9:00集合

3.コース

  • 萩総合庁舎~JR須佐駅の往復約80km(コース図はこちら)

4.昼食について

  • JR須佐駅前の「梅乃葉」で昼食をとります。
  • メニューはこちらから確認してください。
  • このメニューの中で「活きイカ定食(税込2,480円)」を注文する方は、梅乃葉へイカの取り置きを依頼しておきますので、事務局までご連絡ください。

5.その他

  • チームジャージを事前に渡せていない方には、当日朝渡します。
  • 出発直後、チームジャージ作成を記念したチーム写真を萩の城下町で撮影します。
  • 当日、都合がつかない方も城下町でのチーム写真撮影だけでも参加してもらえると助かります。
  • 約80kmのライドに自信が無い方は、途中発着(例:阿武町道の駅(△30km))や、帰りは汽車利用(要輪行バッグ)等も可とします。個別に事務局までご相談ください。

2017/08/20

  • 日曜日, 8月 20, 2017
  • 投稿者:mt
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 さてさて、先日おじいちゃんにより私の技術不足によりサイドカットでパンクをしてしまいましたが、替えが手に入ったので早速交換。タイヤとチューブは特に前回からの変更もなくGrand Prix4000sⅡとvittoriaのやつです←

さぁ交換一発目はリベンジで田床山クライムをしたいところですが、
萩に戻るまで待ちきれなかったためとりあえず山口市で登りますヾ(°∇°*)

今日の目的の山は以前から気になっていた西鳳翩山
ooO(標高700超か・・・今まで500くらいしか登ったことないからこれは登るしかないわ・・・)
ooO(でも西鳳翩山ってGooglemapにも道がのってないし行けるん・・・?)
ooO(昔車であがったような気がするしきっと舗装道あるはず・・・)
ooO(ただ萩からやったら微妙な距離あるんよな・・・)
ー心の葛藤おわりー
とかなんとか言ってチャレンジが先延ばしになっていましたが、今日は山口スタートということで迷わず決定。

さてまずはとりあえず21世紀の森を登ります←
決してどMというわけではありません(笑)
前回みねすとろんに参加する前に一度登っているのですが、
その時はステム換えたばかりで自転車のポジションが微妙だったので(←言い訳)
とりあえずそのリベンジです!
さて結果はといいますと・・・
「30秒短縮!!」
びみょー・・・
しかも内容的には後半11%の看板より前でバテてるのであまりいい結果とはいえないですね、とりあえずもうちょっと日頃から登って体力をつけなければいけません・・・

そんな結果に若干落ち込みつつ道の駅あさひで一休み。
西鳳翩山への期待をふくらませます。


 道の駅から走ること8㎞ちょい、いよいよ西鳳翩山が見えてきました。(写真中央のアンテナが三本立っている山がそうです。)
どこから登るかをとりあえず探さないといけないと思っていたのですが、丁寧に看板を立ててくれていたため手間が省けました。
看板の先、少し登ったところで道がふさがれていました。
どうもイノシシなどの害獣を防ぐために夏の間は柵を設置しているとのことでした。
ご丁寧に柵の開け方も写真付きで解説してありました。
だがしかし、不器用・・・というか残念な頭の私はなかなか理解が出来ずに手こずりました・・・
触るところが違ってたからそりゃ開かないですよね、左から2番目のポールをずっといらってました(苦笑)
正しくは一番左のポールのボルトを持ち上げて手前に引いていけば開きます。車の停車位置の看板が柵のだいぶん前にあったのも納得です。(なぜそんなヒントがあって分からなかったのだろう・・・)

無事に柵を通過しひたすら登っていきます。
・・・あれ?思ったよりきつくない?
想像していたより斜度もキツくなくスイスイと登っていけます
道の横には小川もながれ心地よい音が響き渡ります。
なんか気合い入れすぎて損した感じです。

・・・・・・きっつ
前言撤回、終盤は普通に激坂・・・・・・

なんとかかんとか登り切ると、
絶景!山口市内を一望できるすばらしい眺望でした!
今日は天気がよかったこともあって海のそばのきらら浜までばっちり見えました!
これがあるからヒルクライムはやめられないんですよね(笑)
(まぁ坂があればただの峠でも登りますけど←)

mito




2017/08/15

  • 火曜日, 8月 15, 2017
  • 投稿者:mt
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どうも、田床山を愛してやまないMitoです。

さて本日は久々の田床山
グリップテープも新しく巻き直しノリノリで山へ

山の入り口、自己ベストを更新しようと思い切り踏み込む、
”ズッ…”
なんだか後輪が重い気がする・・・?
念のため一度立ち止まり確認
ブレーキ、ホイール、ギアにも特段異常は見当たらない
久々だから色々と気にしすぎなのかと気を取り直し再スタート

再び走りだしてからは至って順調
早々に先に行っていたTetsu様を追い越し登っていく

中盤の斜度が緩やかになるポイントで加速
やはり一ヶ月も田床山をサボっていたせいか思っていた程加速ができない・・・
ただここまでいいペースで来ている、
ここでもうひと粘りだな・・・
と汗を拭いつつ踏み込んだ瞬間

「パァン!!!」

銃声!?ハッ、狙われているのか・・・!!←
辺りを見回すが誰も居ない・・・!(あたりまえ

改めてペダルを踏み込むといやぁな違和感・・・
振り返るとぺしゃんとやる気なさげな後輪
やってしまったな・・・
諦めて自転車をついて山を登る

それにしてもあの音は凄かったなぁ・・・
ホントに銃声かなんかかと思ったわぁ・・・
折角いいペースやったのになぁ・・・
はらへt
「長いわっ!!!」
歩いて登ったら田床山の長く感じること
旧道との合流地点辺りでTetsu様に抜かれつつ
とぼとぼと歩いて行く

なんとか駐車場までたどり着きタイヤのチェック
・・・見事にサイドカット、大穴があいてました。
それにしてもいつの間にこんな傷が・・・

(一時間ほど前)
今日のたどこ楽しみだなー
おや?なんかお爺さんがママチャリで歩道だいぶ塞いでるな、気をつけよ・・・
スッ・・・(お爺さん急にママチャリで急にバック)
ふおっ!?(間一髪で躱す)
「ガリッ」
あぶな、段差でタイヤとられたわ~
(回想おわり)

ここかーーー!!
完全にここですね、はい。
パンクするなら登る前にしてほしかった・・・
まぁ登る前の前兆で気づけよって感じですけどねー

そんなこんな思いながらなんとか応急処置完了
いつの間にかあたりは暗くなり蚊にかまれまくり
パンク修理を待っていてくれたTetsu様も帰り漕ぎながら脚をポリポリ
いやホント申し訳ない・・・

次回こそリベンジ、待ってろ田床山(((((っ・ω・)っ
















2017/08/06

  • 日曜日, 8月 06, 2017
  • 投稿者:mt
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「水も滴るいい男」
それは某F氏彼のためにある言葉に違いない・・・

今日は萩二輪のメンバー6人で徳地まで卵かけご飯を食べに行こうということで、朝7時に小郡に集合し防府経由で徳地に向かうこととなっていた。
河川敷に概ね予定通りに集まり出発。走り始めて5分も経たない頃だった。
F氏「ちょっと先行っててー」
ペダルのあたりを見ていたためなにかメカトラブルかな?と思い少し先で私も立ち止まり振り返る。
すると傾きかけた彼の姿が見えた。・・・あぁ、また立ちごけかな。「ガチャン!」と音が聞こえ、やっぱり、と思った刹那
「「どぼんっ!!」」
サイクリングではありえない音が響いた。何事か!慌てて引き返すと彼は案の定こけていた、だが路上にではなく”用水路の中”にである。

いつもなら一番に写真を撮って爆笑するところであるが、あまりに意味のわからない状況に駆けつけた皆が本気で心配をする。だが、自力で立ち上がり自転車を引き上げ本人もあがってくる。何事もなかったことが分かりやっとみんな一安心し笑いがこぼれた。
本人曰く、空気入れが外れペダルがロックしたため止まって戻そうとした時に立ちごけ、こけた勢いで用水路に転落したとのことである。


開始早々トラブルもあったがその後のライドは基本的に順調。ただ台風の影響か、今日は向かい風が非常に強くなかなかにハードであった。これには最近めきめき力をつけてきた部長も辛そうであった。
無事にとりたまの里に到着、時間もお昼時より少し早かったため席にもすんなりと座ることができ卵かけご飯にありつくことができた。これが濃厚でまた美味しい!しかもおかわり自由!私はついつい2杯も食べてしまった。用水路の彼などその美味しさのあまりペロリと3杯も平らげていた。


食べ過ぎた一同は、お店前の休憩所で一休み。帰りは一瞬雨に降られたものの、無事誰も用水路に落ちることなくライドを終えることができた←

mt
 
 




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