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2017/07/17

  • 月曜日, 7月 17, 2017
  • 投稿者:sue
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昨日、カヤックで洋上で日にあたりぐったり疲れ、その前日は長門ライドで疲れ、その前日はヒルクライム練習で疲れ、今日は朝から体が重い。天気も真夏日と予報されている。昨日から自転車に乗ろうかと考えていたが、さすがに今日は無理がある。しかし、気持ちが収まらないので”朝の涼しいうちに長門峡(萩側入口)まで行って帰ろう”と決め、出発した。
しかし、足の疲労でペダルは踏み込めず、向かい風がきつく速度が出ない。長門峡までたどり着いたが、全くの不完全燃焼であるため、長門峡から9号線へ向かう道のピークまで登って、そこから引き返して帰ることにした。
しかし、ピークに行けば、反対側へ下りたくなるのが人間の性。9号線へ出れば阿東へ行きたくなるのが人間の性。阿東に着いて「津和野 20km」と案内が出てれば、行ってみたくなるのが人間の性。気づくと、津和野の太皷谷稲成神社で世界征服平和を願っていた。
もうここまで来れば十分だ。最短ルートで萩へ帰ろう。そう考え、神社を後にした。左へ曲がると萩と案内されている交差点に着いた。真っ直ぐ行くと田万川と書いてある。田万川へ抜けるそのルートは通ったことがない。興味が先に立ってしまい、交差点を直進してしまった。

田万川へのルートのピークを越え、下っているとリヤタイヤがパンクしてしまった。パンク原因を探るが、不明である。チューブを交換し、携帯ポンプで必死こいて空気を入れた。そして改めてタイヤを点検してみると、なんと亀裂が入っている。空気を入れるまでは全く気付かなかった。
空気を入れ、タイヤが膨張したことで亀裂が広がりあらわになったのだが、これを確認できずに再び走り出せば、たちまち同じようにパンクしていただろう。
再び空気を抜き、タイヤの内側にイージーパッチを貼り付けるが、心許ないので二重にしておく。しかし、柔らかく薄いイージーパッチを二重にしても、不安は残る。空気圧を低めにし、ペダリングもブレーキングも優しくし、衝撃を与えないよう、そして、たとえどんなに小さな石でもちょうど亀裂の位置で踏めば、パンクしてしまうリスクがある。
よって、後輪の爆弾を抱えたまま、タイヤへの負荷を考えながら、路面に細心の注意を払らいながら、残りの60kmを走らなければならなくなった。
田万川を経由して、海岸線を萩へ向かう。今日は強風注意報が発令はされていたが、なぜか、朝から終始向かい風である。風は決して弱くない。後輪の爆弾を気にしながら、疲労の溜まった足と向かい風と闘いながら、黙々と前進する。
神は俺に対し、なぜこのようにまで試練を与えるのだろうか?腹立たしさのあまり「俺が何をしたというのか!?」と問いかけたくなったが、思い当たる点は多々あるので止めといた。
そして、何とかスタート地点の萩駅に戻ってくることができた。総走行距離はGPS上では157kmだが、サイクルコンピュータ上では160km。
軽い気持ちで長門峡へ朝練へ出かけたはずだったが、何故か県境を越え、約20年ぶりのセンチュリーライドを達成してしまった。人生は何が起こるか分からない。




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